DadaDの音楽は、そのアコースティックな質感が耳に優しく、先日ライヴで観たときにも感じましたが、ヴィジュアルも含めてキュートでもありセクシーでもあります。ユニクロのCM曲(こちらの「CM映像を見る」をクリック)で使用されていたり、表参道ヒルズのイベントでライヴしたり、先に挙げたブログはファッション誌ELLEでのものだったりと、お洒落感も満載です。音楽のコア・リスナー以外の一般層にも届く可能性——例えば、またまたツイッター・ネタで恐縮ですが、高校生男子から「ここには世の女子高生にも伝わるポップ・センスがあります! それで女子と話すきっかけも出来るし!」という、やや興奮気味の素晴らしいリプライ(笑)が届いた——という要素もあると思います。
と同時に、DadaDのサウンドや姿勢には、ただのアコースティックなお洒落アーティストとして消費されてしまわないだけの奥行きや、上にも書いた毒やユーモアもふんだんに含んでるように感じます。現在、ライヴは2人+サポートギターというシンプルな構成で行ってるようですが、いろんな楽器を加えたバンド・スタイルでも聴いてみたいと思わせてくれますし、実際に鳴らすかどうかは置いておいて、例えばデジタルでミニマルな曲でもギターが歪みまくったハードコアな曲でもDadaDの音として料理出来てしまうんじゃないかと思うような懐の深さと可能性も感じます。
最後にもう一曲MVを。左下の日付に注目して観てみてください。やっぱり、毎日を楽しんだほうがいいですよね。
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