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EG
EG/1(Stand Alone)

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今井貴彦(TOWER RECORDS SENDAI PARCO)─2010.12.20─

2010年12月現在、僕は仙台の店舗で働いています。かれこれ2年半経過しました。
この先、どの地方の店舗で働くかわかりませんが、せっかくならその地方出身、もしくは今もそこで活動しているミュージシャンを応援するというのも我々の使命の一つだと思っています。

この2年半で、僕が最もプッシュした仙台出身のミュージシャンが、EGです。
現在23歳(2010/12/31で24歳)の男性シンガーソングライター。
凄く柔らかい声質でスッと入ってきますが、芯のあるヴォーカルです。

仙台を中心に2〜3年ライブ活動を中心に行っていたようですが、2010年6月に3曲入りのシングルを2枚同時リリースにてデビュー。1枚は緑一色のジャケットで「EG/1(Stand Alone)」というタイトル。要は弾き語り盤、もう1枚は黄色一色のジャケットで「EG/2(with the BAND)」ということでバックバンドありのバンド盤。更に曲の被りなしという面白いリリース形態。

僕は「EG/1(Stand Alone)」に収録されている“ロックンロール”という曲に強烈に魅かれました。エレキギターをポロポロと優しく奏でながら、スポークンワーズに近いラップのような歌が乗る。一瞬、「全然曲名と違う!」とも思いましたが、不器用に生きている青年の日常の葛藤、しかしその心は決して腐らず、静かな闘志を燃やす…アティチュードとしてのロックンロールを感じる歌詞にビンビンきたのでオッケーなのです。そしてサビ?に当たる部分の「シャララララララ〜」というメロウパートに中毒性があるのか、ついつい口ずさんじゃうんですよね。
残念ながらこの曲はこの場では試聴できないですが、個人的には2010年に良く聴いた曲の5本の指に入ります。

さて、バンド盤の方も面白くて、参加しているメンバーが相当豪華なんですよ。
drs:藤田 勇(MO'SOME TONEBENDER)
bass:泉 健太郎(セカイイチ)
key:木村ひさし(Clingon)
まあ、間違いないですよ。このバンドでの初めてのライブを観ましたが、最高にバシッと決まってたし、EGもバンドに負けない存在感というかバッチリハマってるのが驚きでした。

8月にもまた弾き語り盤とバンド盤を同時リリースしたのですが、そのバンド盤「EG/4(with the )」BANDに収録されている“60歳になっても一緒にいたいんだ”をお聴き下さい。

Aメロからスタンダードな名曲の風格漂ってないですか?“ロックンロール”以外の曲はこの曲のように頭からラップではなく歌メロがあります。どっちも、かなり良いです。

もう仙台では認知度高いですが、全国的にはまだまだです。でも、相当な才能の持ち主なんじゃないかと思うんです。ライブも弾き語りVer.もバンドVer.もどちらも最高ですよ。但しライブ中のMCは飄々としてよくわからないです。笑。喋りで伝えるの下手かも知れないですが、愛すべきキャラなのでお許しを。

蛇足ではありますが、彼はナンバーガール好きで、リハで“I don't know”をやったりするってところもなかなか信頼できます。あとはザ・ビートモーターズの熱狂的ファンというのも後から知って、個人的に響くものがありました。

まずは、上記緑ジャケの「EG/1(Stand Alone)」からチェックしていただきたいと思います!
それが気に入ったら、
「EG/2(with the BAND)」http://tower.jp/item/2721415/?recommend=ib
「EG/3(Stand Alone)」http://tower.jp/item/2741858/?recommend=ib
「EG/4(with the BAND)」http://tower.jp/item/2741862/?recommend=ib
も是非チェックしてみて下さい!現在タワーレコード限定発売中です!
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  • 今井貴彦(TOWER RECORDS SENDAI PARCO)(2010.12.20)