最近、L.Aを中心に活動する”Lucha VaVOOMhttp://luchavavoom.com/videos/ )。
”というルチャ・リブレ(メキシコ生まれの飛んだり跳ねたり主体のプロレス)とエロ有りの大人向けエンタメを融合した団体の公演がすごく観たい。エロ有り、と言っても雰囲気的には「ロッキーホラーショー」とか「ムーランルージュ」のような妖しいドリフコントのような雰囲気 で、完成度が異常に高そう。オフィシャルで映像観れます(→
こういう怪しくて、妖しい雰囲気が死ぬほど好きなんです。N・Yとかでも噂になっているらしく、地元紙でもサブカルのくくりで紹介されたりしてるみたい(→の記事の左端の怪しいマスクマン)。音楽もプロレスも自分が求めるものの基本は”怪しさ”で、それは言いかえるとそのまま”プロレスっぽさ”という事になる。
そんな自分にど真ん中でヘビロテ中なPVがLa Sera の「 Never Come Around 」(グロ映像注意!)
Vivian Girls
というブルックリンのバンドのベーシストのソロ名義の曲なんですけど、これやばいっしょ(笑)。”Be My Baby”なリズムに乗っかる狂気。しかもサイコパスな無表情。衝撃のラストも最高!まさに自分の求める”悪魔のいけにえ2”的な怪しさなわけです。先日の「ゴッドタン 」の『今さら聞けないゲーセワニュース』で吉田豪が語った玉置浩二
の「田園」につての裏話は曲の理解度を深めるすごく良い話だったんです。同じような事がこの曲にもあって、Vivian Girls のドラマーだったAli Koehler(女性) が今回紹介するBest Coastに移籍してしまった事に対する彼女の思いがつのってこんな最高の作品が産まれてしまった、というゲーセワな話が(といってもちらっとググったホントのゲーセワ情報ですが・・・)。その嫉妬やら憎悪やらを考えてこの作品を観ると、深みが増し・・・、ませんか?(笑)そんなこんなで、ちょっと前のリリースになるんですけど、その憎き(?)Best Coastのアルバムをこの夏よく聴いたなという話なんです。この”Boyfriend”を筆頭に、とにかく、ひたすらラブソング。
特に新しい事をやってるわけじゃないんだけど、めちゃくちゃキュートなキャンディー・ガレージ・ポップなんです。エコーのかかったぼんやりした音がジャケット通りの海岸に沈む夕日の切なさを醸し出してます。どこを切ってもキュートという切り口しか出てこない、今年の西海岸サウンドを代表する1枚。
ちなみにジャケでたたずむのはボーカルBethany Cosentino
1 の愛猫、Snacks君。ジャケ買いOKっす。