作曲家です。アニメ作品やテレビ番組、広告、映画、ゲームなどのお仕事をしております。詳細はウェブか、Instagram、Xのアカウント(@Fujimoto)にて。
2025年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。

Vulfpeck / Clarity of Cal
FUJI ROCK FESTIVAL '25での熱演も記憶に新しいVulfpeck 6枚目のスタジオアルバム。グッドバイブスに満ちたリードトラック『Big Dipper』から始まる今作は、豊かなミュージシャンシップとオープンマインドに溢れた実に彼ららしいもの。ファンクやソウルのファンだけでなく多くの人に聴いてほしい一枚。
Blood Orange / Essex Honey
英国出身、ニューヨーク在住のシンガーソングライター・プロデューサー、Blood Orange(Dev Hynes)の最新アルバム。R&B、ヒップホップ、ソウル、エレクトロニカなどの要素に室内楽を加えたかのような独特のサウンドが心地良い。アーティスト活動の他にテレビや映画などの音楽にも携わる多才な作り手であることにも注目。
Ninajirachi / I Love My Computer
オーストラリア出身のDJ・プロデューサー、Ninajirachiのファーストアルバム。先行シングル『iPod Touch』で歌われる"若々しいノスタルジー"に心を奪われつつ、やや前時代のエレクトロミュージックに対する再解釈が新しい世代のミュージシャンたちによって始められていることを確認。軽快な歌声も◎
Zara Larsson / Midnight Sun
スウェーデン出身のシンガーソングライター、Zara Larssonの最新アルバム。サッカーファンとしてはDavid Guettと共演したUEFA Euro 2016のテーマソングが印象深い彼女だが、初めてグラミー賞にノミネートされた今作でもそのイメージは変わらず。カラフルで現代的なポップスアルバム。
Mei Semones / Animaru
ミシガン州出身のシンガーソングライター・ギタリスト、Mei Semonesのデビューアルバム。ジャズセオリーを基調とした楽曲からオルタネイティブな趣きの楽曲まで、キュートな歌声とテクニカルなギターを駆使しアルバムの隅から隅へ縦横無尽。時折披露される日本語詞も聞きどころ。
ena mori / rOe
東京生まれ、フィリピン在住のシンガーソングライター、ena moriの最新EP。先行シングル『Trust Me』のようなキャッチーで力強い楽曲から繊細かつ実験的なサウンドの楽曲まで、幅広く聴かせる全6曲/20分間の小旅行。Tomgggとの共演から彼女を知ったという方もこれを機会にぜひ。
梅井美咲 / Asleep Above Creatures
兵庫県生まれのジャズピアニスト・コンポーザー・アレンジャー、梅井美咲のファーストアルバム。ジャズピアニストという肩書きを持つ身でありながら、トラックメイクやミックス、マスタリングなど、音楽制作のあらゆる領域へ手を伸ばそうとする彼女の意欲的な姿勢に感嘆。今作の随所で聞くことができる流麗なストリングスアレンジも素晴らしい。
星野源 / Gen
埼玉県出身の俳優・シンガーソングライター、星野源の最新アルバム。「わたしが挙げるまでもないのでは」と思うほど誰もが知る一枚ではあるものの、ゲストミュージシャンたちの個性を自らの内面へ迎え入れるようなその創作姿勢の心地よさをどうしても特筆したくなり。2025年の邦楽を代表する作品のひとつ。
北村蕗 / Spira1oop
山形県出身のシンガーソングライター、冨田ラボでの客演も記憶に新しい北村蕗のファーストアルバム。エレクトロを軸に、ピアノやギター、ストリングスなどが綿密に配置されたサウンドから現代のシンガーソングライター像が浮かび上がる。ポップミュージックの最新系。
M!LK / M!Ⅹ
2014年に結成されたダンスボーカルグループ、M!LKのメジャーセカンドアルバム。スマッシュヒットした先行シングル『イイじゃん』における出オチになりそうでならない絶妙なバランス感覚は2025年の最先端では。他の楽曲も男子アイドルらしい佳曲揃い。