アイウェア・デザイナー
アメリカの某アイウェアブランドのデザインに15年携わった後、現在は新たなブランドのデザイナーとして活動。
またファッションブランドやミュージシャンのオリジナルサングラスなど、国内外問わず多数を手掛ける。
2021年、今年リリースされたアルバムを中心にアーティストや音楽関係者にベストアルバムを選んでいただきました。
今年前半はこのアルバムと昨年12月に出たAvalanchesのアルバムばかり聞いていた。
このアルバムはもう1枚出たWEEZER版ヘビメタアルバムの前に急遽リリースされたのだけど個人的にはWEEZER史上5本の指に入ると思っているぐらい気に入っている。
Big Red Machineは前作が中途半端な感じがして今一だったけど、今回は曲も粒ぞろいで良かった。
Bon Iver色がいいバランスで、本人意外にゲストVoを入れたのも中和する意味では良い方に作用していたと思う。
しかしこの人はつくづく凄いアーティストだなぁと感心してしまった。
ここ最近はBANDCAMPで新しいアーティストを知る機会が増えた。
フィジカルが無いアーティストはデータで買うしかないのだけど、アナログがあれば直接アーティストから買っていたりした中の1枚。このバンドはトリオなんだけどとにかく謎なバンド。
音は明らかにトリオで鳴らせる音ではなくかといって打ち込みばかりでもなく、聞こえる音は明らかにバンドサウンド。しかも1曲の中で展開が多く、突然ノイズになったり意味不明な展開の曲があったり。
どのシーンにも属さないような音がとにかくカッコ良かった。
The StagesはBon Iverの初来日の時にバックで可愛くコーラスをしていたUKの3姉妹。
このバンドは、もちろんコーラスも含めたボーカルが聴きどころなのだけど、バックのバンドサウンドもアグレッシブでかなりカッコ良い。この手のコーラスを売りにするグループとしては珍しいかもしれない。
Molly LewisはBAND CAMPで見つけて速攻オーダーした、なんと口笛奏者。
昔ジャズで口笛奏者のレコードを持っていたが、今もそのジャンルのアーティストがいるのには驚いた。
しかもバックはジャズでなく、エキゾ系。これが何とも良い。
昔好きで聴いていたLes BaxterやDick hymanのようで何とも不思議。これがアメリカのレーベルJagjaguwarから出るとはね。
昨年はもろ70年代のアーティストぽい渋いアーティスト Christo Grahamを選んだのですが今年もいいアーティストを見つけました。
Tex Crickのこのアルバムを聞いて真っ先に思い浮かんだのはRandy Newman。
温かみのあるボーカルと鍵盤の音はまさに70年代のシンガーソングライターの様。愛聴してます。
The Pains Of Being Pure At Heart の元ボーカルのソロ1作目のこのアルバムは、いい意味で予想を裏切られた。てっきり今流行りのシューゲイザーで来るかと思いきや、なんとフォークロック。
1曲目なんてフォークギターをエレキに持ち替え、The Bandを従えた1966年のディランの様だ。
どの曲も素晴らしく、地味ながらも長く聴けるアルバムだと思う。
Aaron Frazerを見つけたのはどこだったかもう覚えてはいないが、The Black KeysのDan Auerbachがプロディースということで速攻予約して買った気がする。
この70年代のソウルを思わせる音と彼のソウルフルなファルセット・ヴォーカルはほんと癖になる。
毎月の様に面白いアルバムがリリースされる南米の音楽シーンは、定期的にチェックしているのだがRodrigo Amaranteはリオデジャネイロ出身で現在はLAで活動するシンガーソングライター。
彼のルーツから来る独特のリズム使いやメロディーは聴いてて心地よく、ホームリスニングにもってこいだった。
最後にブラジルつながりでこのアルバムを。
先行で発表された曲になんとブラジルのレジェンド、Arthur Verocaiがフィーチャーされててびっくり。
最近アルバムをリリースしたり、いろいろなところで名前を見るようになったが何とHiatus Kaiyoteのと一緒に演るとは。内容はもちろん素晴らしく、ソウルをベースにジャズ、ヒップホップそしてブラジル音楽のハイブリッド感がカッコ良い。
アイウェア・デザイナー
アメリカの某アイウェアブランドのデザインに15年携わった後、現在は新たなブランドのデザイナーとして活動。
またファッションブランドやミュージシャンのオリジナルサングラスなど、国内外問わず多数を手掛ける。