極私的に厳選した愛聴アルバム10点を、アーティスト名（冠詞除く）アルファベット順に。
以下、3点のみについて、軽く説明しておこう。ザ・ジストとは、ヤング・マーブル・ジャイアンツの中心人物ステュアート・モクサムによる、この名義としては約35年ぶりのアルバム。ゴスペルビーチとは、かつてファーザー（クリエイション系からのリリースもあり）、タイド、ビーチウッド・スパークスもやってきた、ブレント・ラドメイカーのバンド。2017年がサマー・オヴ・ラヴ50周年であることに最もふさわしい作品だった。
スカイハイは「2018年に20歳になる息子も、ぼくも、ふたりとも大好き」という比較的珍しいパターン（いや、彼、もちろんアジカンやコーネリアスも好きですよ。前者はフジロックで、後者は愛知県のホールで、すごく小さいときライヴ観たこともある）。これは、新曲2曲に過去のトラックをたくさん加えた、シングルとベスト・アルバムの中間的なもの。あの〝キョウボウザイ〟が入ってないのは思いっきり残念だが、それもいつか「販売する形」でリリースしてほしい。エイベックスからが無理だとしたら、インディーから、とかさ（笑）。